短編「飼育」の作品で、当時最年少だった23歳で芥川賞を受賞した小説家の大江健三郎さんの訃報が流れました。
数多くの作品を残した大江健三郎さんですが、家系図を見てみると親族に芸能関係者がかなり多いことがわかりました。
また、大江健三郎さんの妻や娘・息子などの子供など、家族構成についても気になるところです。
今回は、
大江健三郎さんの家系図
大江健三郎さんの妻や娘・息子など家族構成
についてリサーチしました。
大江健三郎の家系図が華麗すぎる!
大江健三郎さんの家系図を見てみると、芸能関係者が多くかなり華麗なる一族であることが伺えます。
大江健三郎さんの主な家系図を以下にまとめました。
■義父:伊丹万作/映画監督
■義兄:伊丹十三/俳優、映画監督
■義兄の妻:宮本信子/女優
■義兄の息子:池内万作/俳優
■義兄の前妻:川喜多和子/フランス映画会社副社長
■義兄前妻の父:川喜多長政/東宝東和会長、東和映画社長
■義兄前妻の母:川喜多かしこ/東和映画社長
■長男:大江光/作曲家
大江健三郎さんと血が繋がっているのは長男・光さんだけですが、家系図全体で見ると映画関係者や役者が多くいらっしゃいます。
大江健三郎の妻や娘・息子など家族構成
大江健三郎さんの家族構成は、妻、娘、息子が2人の5人家族です。
妻
大江健三郎さんの妻はゆかりさんと言って、映画監督で俳優の伊丹十三さんの妹さんになります。
1935年2月18日生まれということで、2023年3月時点では88歳となります。
大江健三郎さんは、妻・ゆかりさんの兄である伊丹十三さんと高校の同級生で仲が良かったようです。
そのため、妻・ゆかりさんとも高校時代から知り合いだったことが考えられます。
大江健三郎さんと妻・ゆかりさんは1960年に結婚されました。
仲のいい友達の妹ということもあり、大江健三郎さんは妻・ゆかりさんのことをとても大切にされていたのではないでしょうか。
長男
大江健三郎さんの長男は光さんと言って、クラシックの作曲家として活躍されています。
1963年6月13日生まれということで、2023年3月現在は59歳です。
長男・光さんは生まれつき知的障害がありましたが、ずば抜けた音楽の才能があることに大江健三郎さんが気づいたのです。
長男・光さんは11歳からピアノを習い始めたのですが、たった2年で作曲ができるぐらい才能を開花させていきました。
そして、長男・光さんは以下のような賞も受賞しています。
■1994年 日本ゴールドディスク賞 受賞
■1996年 日本アカデミー賞優秀音楽賞 受賞
作曲の才能があることに気づいた父・大江健三郎さんもすごいですよね。
長男・光さんをモデルにした人物が、大江健三郎さんの作品「静かな生活」などで出てきます。
そのため長男・光さんについて知っている方も多いかもしれませんね。
娘
大江健三郎さんの娘は菜摘子(なつみこ)さんと言います。
1967年生まれなので、2023年現在は56歳前後と考えられます。
娘・菜摘子さんは一般人のためあまり情報はありませんが、出身校は桐朋女子中学、桐朋女子高等学校で、大学は上智大学を卒業されています。
娘・菜摘子さんは結婚もされており、もしかしたら子供もいらっしゃるかもしれませんね。
次男
大江健三郎さんの次男は桜麻(さくらお)さんと言います。
次男・桜麻さんは1969年生まれなので、2023年現在は54歳前後と考えられます。
次男・桜麻さんの出身高校は桐朋高等学校で、卒業後は東京大学農学部に進学されました。
ちなみに大江健三郎さんも東京大学出身ということで、かなり学力の高いご家族ということが伺えますね。
次男・桜麻さんは大学卒業後、三井化学アグロ株式会社というところに就職されたようです。
また、次男・桜麻さんには2人の子供がいるとも言われていて、大江健三郎さんに孫はいる可能性が高いです。
このように、大江健三郎さんには多くの家族や親族がいることが伺えます。
まとめ
大江健三郎さんの家系図や、妻、娘、息子など家族構成についてまとめました。
大江健三郎さんの家系図を見ると、親族に映画監督や俳優、映画会社の社長など、芸能関係者が多数いることがわかりました。
また、大江健三郎さんの家族は妻、娘、息子が2人の5人家族ということでした。
大江健三郎さんの訃報はとても残念ですが、大江健三郎さんの作品は多くの方の思い出に残っているでしょうね。