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キングオブコントは優勝しても売れない?歴代優勝者についても!

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2008年に始まったコントの日本一を決める「キングオブコント」

キングオブコントで優勝しても売れないという噂があるようですが本当なのでしょうか?

優勝したらコントの日本一なのですから、テレビ番組にも引っ張りだこで大ブレイクなのでは?と思いますよね。

しかし、実際にはキングオブコントで優勝したからといって、絶対に安定して活躍できるようになるというわけではないようです。

歴代優勝者を見ながら、キングオブコントで優勝した後に売れない人と売れる人の違いを見ていきましょう。

今回は

・キングオブコントは優勝しても売れない?

・キングオブコント歴代優勝者

・キングオブコントで優勝しても売れない人

・キングオブコントで優勝して売れた人

についてリサーチしました。

キングオブコントは優勝しても売れない?

キングオブコントで優勝しても売れない理由として、話題を振られたときの瞬発力やアドリブの面白みに欠けるということが言われてます。

時間をかけて準備したストーリに基づいてしっかりした演技をするのがコント。

漫才は、ざっくりと台本はあるもののアドリブを交えながらの掛け合いや言い合いをされる方もいて、コントとは少しとは違いますよね。

キングオブコントで優勝して日本一になったら、その後はいろいろなバラエティー番組に引っ張りだこになるでしょう。

そして、バラエティー番組で求められるのは、話題を振られたときの瞬発力とアドリブ力です。

バラエティー番組に出演するときは、コントのように時間をかけて何を話すか事前に決めておくことはできませんよね。

そのため、コントでしっかり準備してから本番に挑むことに慣れていると、漫才で活躍している芸人さんと比べてバラエティー番組で爪痕を残しにくいかもしれません。

また、近年コント番組が少なくなっていることも優勝後に売れないと言われる理由の1つです。

YouTubeで動画を投稿するという方法もありますが、やはりテレビ番組のほうが幅広い世代の目に触れます。

YouTubeでは気になる芸人を検索するだけで、テレビ番組にように芸人紹介があるわけではありませんからね。

実際はファンが多くて人気があったとしても、テレビでの露出が少ないと「優勝したのに売れない」と思われてしまうのかもしれません。

キングオブコント歴代優勝者

キングオブコントの歴代優勝者をまとめました。

2008年に始まってからこれまでに15組がキングオブコントで優勝しています。

歴代優勝者の中から第15回・第14回・第13回ついてどういうネタを披露して優勝したのか紹介しますね。

2008年〈第1回〉バッファロー吾郎

2009年〈第2回〉東京03

2010年〈第3回〉キングオブコメディ

2011年〈第4回〉ロバート

2012年〈第5回〉バイきんぐ

2013年〈第6回〉かもめんたる

2014年〈第7回〉シソンヌ

2015年〈第8回〉コロコロチキチキペッパーズ

2016年〈第9回〉ライス

2017年〈第10回〉かまいたち

2018年〈第11回〉ハナコ

2019年〈第12回〉どぶろっく

2020年〈第13回〉ジャルジャル

2021年〈第14回〉空気階段

2022年〈第15回〉ビスケットブラザーズ

2022年〈第15回〉ビスケットブラザーズ

キングオブコントで歴代最高得点の合計963点で見事優勝したビスケットブラザーズ。

ファーストステージでは、野犬に襲われている男をヒーローが助ける「野犬」のネタを披露し481点で1位を獲得しました。

ヒーローは上半身セーラー服、下半身ブリーフ、ツインテールという奇抜な恰好をしていて登場したときから思わず笑ってしまいます。

ファイナルステージで披露した「ぴったり」は、バイト先の女友達が実は男だった設定で驚きのあるストーリーが面白く、ここでも482点で1位となりました。

ビスケットブラザーズのネタは、現実では絶対にありえないアニメのような世界観とキャラクターが登場するのが特徴です。

短い時間の中で「それどういう意味なの?」というような言葉がいくつも出てきて、「独特なワードセンスが面白い」という声が多く寄せられています。

2021年〈第14回〉空気階段

空気階段は3年連続決勝に進出し、2021年の第14回キングオブコントで優勝を果たしました。

ファーストステージでは、火事が発生したSMクラブで逃げ遅れた下着姿の男2人が脱出するまでのストーリーを描いたネタ「火事」を披露。

男2人の予想外の人物設定に笑いが起こり、歴代最高得点486点を獲得したまさにキングオブコント史上最高のコントとなりました。

ファイナルステージの「メガトンパンチマン」は、メガトンパンチマンカフェを運営する店員と客のやり取りが笑いを誘います。

SNSには最後に登場したメガトンパンチマンが可愛いという投稿がありましたよ。

空気階段のコントは予想外の展開が起こるストーリーはもちろんのこと、主に鈴木もぐらさんがどんな格好で登場するのかもワクワクするポイントです。

2020年〈第13回〉ジャルジャル

キングオブコント第1回から出演し続け、毎回準決勝まで進出していたジャルジャル。

2020年に開催されたキングオブコント第13回で合計941点を獲得し、ついに悲願の優勝となりました。

ファーストステージで披露した「野次ワクチン」は、単独ライブでもやっていてお客さんの反応が良かったからキングオブコントの決勝ですると決めたそうです。

大衆向けのネタである「野次ワクチン」でファーストステージは1位で通過。

そして、ファイナルステージでは、まさにジャルジャルらしさ満載の「空き巣するのにタンバリン持ってきた奴」を披露しました。

ジャルジャルのネタは演技力が高く、テンポもいいので見ていて飽きません。

クセの強いキャラクター設定と、現実でありそうでない世界観で見始めたらハマること間違いなしです。

キングオブコントで優勝しても売れない人

キングオブコントで優勝しても売れない人がいるのはどうしてでしょうか?

「消えた」「ブレイクしてない」と最も言われているのは、2016年の第9回キングオブコントで優勝したライスです。

2020年の第13回キングオブコントでは「キングオブコントの歴代優勝者で売れてないのはライスだけ」といじられていました。

ライスがキングオブコントで優勝したにも関わらず売れないと言われるようになった原因は主に2つあります。

それは、テレビ番組の出演に慣れていなかったことと、優勝できると思っていなくてキングオブコント開催後のスケジュールを劇場などの出演で埋めていたことです。

スケジュールの関係でほとんど出演できないテレビ番組で、トークに慣れていないのに爪痕を残すのは難しいですよね。

しかし、テレビ番組に出演する機会が少ないだけで、ファンの方も多いのですよ。

ファンの方々からすると、面白いんだからもっと売れてもいいのに!と思われているかもしれませんね。

キングオブコントで優勝して売れた人

優勝しても売れないとされているキングオブコントですが、もちろん優勝して売れた人もいます。

テレビ番組で最も見かけるのは、2012年の第5回キングオブコントで優勝したバイきんぐではないでしょうか?

とくにツッコミ担当の小峠英二さんは、多くのバラエティー番組でMCに抜擢されて大ブレイクしました。

バイきんぐはコンビでというよりも、それぞれで活動されている印象です。

バラバラではなく一緒にトリオで活動しているのは、第2回で優勝した東京03ですね。

第2回キングオブコントが開催されたのは2009年ですが、翌年の2010年から2021年まで全国公演をしていました。

一時的なブレイクではなく、年々人気が出ていて単独公演のチケットが取れにくくなったという声も。

2023年3月にはなんと日本武道館で特別公演を開催。

YouTubeの登録者も公式と第2チャンネルを合わせて88万人以上いて、間違いなくキングオブコントで優勝して売れたトリオでしょう。

まとめ

キングオブコントは優勝しても売れないのは本当なのかリサーチし、歴代優勝者についてもまとめました。

キングオブコントで優勝した後に出演するテレビ番組で爪痕を残せるかどうかが売れない人と売れる人の違いです。

コントは長い時間をかけて準備しますが、テレビ番組ではアドリブ力と瞬発力が求められ、それに対応できなのが売れない原因のようですね。

しかし、歴代優勝者を見てみるとテレビ番組に出演していないだけで、ライブやYouTubeなどで活躍されている人もいます。

売れるのが一番いいかもしれませんが、これからキングオブコントに出演する芸人も売れない・売れるに関係なく、優勝した後も面白いコントを見せてほしいですね。