2023年5月に行われた関東学生陸上競技対校選手権(関東インカレ)の男子2部ハーフマラソンにて、見事1位に輝いた駒澤大学の赤星雄斗さん。
10月の出雲駅伝では、残念ながら、当日のメンバー変更で出走は叶わなかったものの、「もう1つの出雲駅伝」とも呼ばれる出雲市陸協記録会で1位となり、話題になりました。
そんな赤星雄斗さんについて調べると、元阪神タイガースの赤星憲広さんに関する話題が出てきますが、赤星雄斗さんの父なのでしょうか?
また、赤星雄斗さんの出身中学や高校、そして大学卒業後の進路についても、気になりますよね。
そこで、今回は、
赤星雄斗さんは父が元阪神の選手?
赤星雄斗さんの出身中学
赤星雄斗さんの出身高校
赤星雄斗さんの進路
について、リサーチしました。
赤星雄斗は父が元阪神の選手?
赤星雄斗さんの父は、元阪神タイガースの赤星憲広さんではありません。
これについては、赤星雄斗さんが取材の中で、自分の父と赤星憲広さんが別人であることを示す発言をされています。
「自分の父は阪神タイガースで活躍した赤星さんと誕生日が一緒なんです」
引用元:日刊スポーツ
また、赤星憲広さんは、2022年4月に結婚を発表しており、それまではずっと独身であった旨のコメントを残されています。
ずっと独身なのかなと思っていたのですが、45年でピリオドを打ちました。
引用元:Sponichi Annex
上記のことから、赤星雄斗さんの父は赤星憲広さんではないと考えて、間違いないでしょう。
それにも関わらず、なぜ、赤星雄斗さんの父が赤星憲広さんなのではないかという憶測が広まってしまったのか、理由は定かではありません。
おそらく、苗字が同じであることや赤星憲広さんが俊足で知られていたことから、「何か繋がりがあるのではないか」と考える方がいらっしゃったのだと思われます。
赤星雄斗さんの実際の父については、一般の方ということもあり、誕生日が、赤星憲広さんと同じ、4月10日ということ以外、詳しい情報は分かりませんでした。
赤星雄斗さんの年齢を考えると、赤星雄斗さんの父は、1976年生まれの赤星憲広さんと同じか、少し上くらいの世代でしょうか。
もしかすると、赤星憲広さんが、父としてありえない年齢ではないことも、憶測が広まってしまった要因の1つだったのかもしれませんね。
赤星雄斗の出身中学
赤星雄斗さんの出身中学は、京都府にある城陽市立南城陽中学校です。
赤星雄斗さんは、地元の公立中学校に通っていました。
小学生のうちから、地域で行われていた駅伝大会に学校代表として参加するなど、走ることを得意としていたという赤星雄斗さんは、中学で陸上部に所属。
このころから、長距離で素晴らしい記録を残されています。
2015
城久夏季大会 共通3000m 優勝 ー 9:41.91
2016
城久春季大会 共通3000m 優勝
京都府中学校男子駅伝競走大会 8位 ー 1区 10:10(3位)
京都府中学校秋季陸上競技大会 2年3年3000m 3位
赤星雄斗の出身高校
赤星雄斗さんは、洛南高等学校の出身です。
洛南高校は、京都府京都市にある私立高校で、毎年、東京大学や京都大学をはじめとした、多くの有名大学合格者を輩出している進学校です。
それと同時に、スポーツ等での推薦入学制度も備えており、全国大会での優勝を目指す、ハイレベルな部活動が多くあることでも知られています。
陸上部は、その中でも特に優れた成績を残しており、インターハイでの総合優勝回数はなんと10回!
2023年1月に開催された箱根駅伝には、洛南高校出身の選手が10人もエントリーされていることからも、その凄さが伺えますね。
主な洛南高校出身の陸上選手
・高岡寿成さん…シドニーオリンピック10000m 7位。
・山口有希さん…アテネオリンピック マイルリレー4位。
・松岡佑起さん…2010年日本陸上競技選手権大会5000m 優勝。
・丸尾知司さん…東京オリンピック50キロ競歩 32位。
・桐生祥秀さん…リオオリンピック4×100mリレー 銀メダリスト。
・三浦龍司さん…東京オリンピック3000m障害 7位。
・佐藤圭汰さん…5000m U20日本記録保持者。
赤星雄斗さんは、そんな強力な仲間たちと切磋琢磨し、実力を磨いていったのでしょう。
高校でも着実に成績を残されています。
2017
全国高校駅伝 45位 ー 7区 15:03(25位)
2018
全国高校駅伝 9位 ー 4区 24:04(11位)
高校総体5000m 予選1組10位 ー 14:48.17
2019
都道府県対抗駅伝 13位 ー 4区 14:50(25位)
全国高校駅伝 11位 ー 4区 23:34(20位)
高校総体5000m 予選14位 ー 15:13.06
2020
都道府県対抗駅伝 13位 ー 1区 19:50(6位)
U20⽇本陸上競技選⼿権クロスカントリー8km 5位 ー 24:14
赤星雄斗の進路
赤星雄斗さんの進路は、大塚製薬に内定しています。
大塚製薬の陸上競技部は1990年に創設されました。
男女ともに実業団駅伝に出場しているほか、トラック&フィールドの選手も所属しており、男子走幅跳で東京オリンピックの代表となった津波響樹さんなどがいます。
赤星雄斗さんが大塚製薬を進路として選んだ理由は、今のところ公表されておらず、分かりませんでした。
しかしながら、大塚製薬のもつトレーニング環境や寮・栄養管理といった万全のサポート体制は、赤星雄斗さんが進路を決める際の判断材料の1つになったと考えられます。
2023年1月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では、3年連続28回目の出場を果たした大塚製薬陸上競技部。
順位は23位と、目立った成績とは言えない結果で終わってしまっていますが、赤星雄斗さんの加入による今後の躍進に、期待が高まりますね。
まとめ
今回は、赤星雄斗さんについて、父は元阪神の選手なのか、出身中学・高校、そして大学卒業後の進路をまとめました。
赤星雄斗さんの父は、元阪神の赤星憲広さんではありません。
また、城陽市立南城陽中学校・洛南高等学校を経て、駒澤大学に入学し、卒業後は大塚製薬に進むとみられています。
史上初の「2年連続学生駅伝三冠」を目指す、駒澤大学陸上競技部としての活動期間も残りわずか。
今後の赤星雄斗さんが、どのような走りを見せてくれるのか、さらなる活躍が楽しみです!